春風亭昇太、桂吉弥、柳家三三というなかなかの好メンバーだと思ったので行ってみた。米朝一門好きだし、昇太は前から見たかったし。
前座は吉弥と同じく米朝一門の桂鯛蔵、定番の「動物園」。マクラでは米朝一門で最初に習うのは「東の旅 発端」だと言ってた。若干声張りすぎなところもあったか。
柳家三三は小三治の弟子なのか。語り口は完成されていて、そこはかとなく師匠を感じさせる。「五目講釈」(「兵庫船」の一部でもある)。
中入り後、桂吉弥。今日の鳴り物は関西から来ているんだそうで、はめものありの噺を、と「愛宕山」。時間の関係か、尻からげのくだりは無し。
昇太は笑点の収録後に来たらしく「ここの楽屋のさわやかなこと！」と。演目は「茶の湯 」。以前CDで聞いたときはあまりピンとこなかったんだが、生で見たらやっぱり面白い。軽妙な感じはおそらく一見さんでもとっつきやすそうだし。
