「杉本博司 ハダカから被服へ」

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「スタイアライズド スカルプチャー」シリーズをジオラマのシリーズで包んだ感じ…かな。
という意味では、昨年の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 「杉本博司 アートの起源|歴史」と被るところは多い。

ただ、すべての展示には杉本のテキストがついていて、それは今回の文脈で、そして2012年 今を踏まえて書かれたものだった。
それから この会場ならではの展示もあって、そこで示されるのは洒落っ気というか、粋な感じというか。杉本の展覧会は、杉本がキュレーションをしてるという言い方もできるんだけど、感覚的には大きい茶室的な空間に招かれた感じ。そこの主人が「茶人」杉本博司である、というような。招かれたこと無いから想像だけど。

映画の「はじまりの記憶 杉本博司」は、こっちに行く前に見ておくと、より楽しめるのではないかと思われ。

買わなかったが、図録もなかなかそそるもんでした。

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