不思議な動き キネティック・アート展 SOMPO JAPAN MUSEUM OF ART
Editor's Note / アート / 不思議な動き キネティック・アート展 ~動く・光る・目の錯覚~
動くアート作品 の中でも、ブルーノ・ムナーリ(!)に端を発するイタリアほかヨーロッパの 60年代から70年代前半の作品群であった。時代、地域が絞られていたので、その辺りで起きていた芸術運動としてのキネティック・アート、オプ・アートってのが理解しやすい。
錯視、モアレなどの知覚現象を利用した作品は、(さすがに強烈なやつは少ないけど)見てるとやっぱりうんにょりする。
それと同じくらいの割合で、モーターで動く作品多数。うぃーーーんて音が場内に響く。この辺り、ムナーリの「機械主義」からの流れを汲んでるのだろうか。これらはフットスイッチが付いていて自分で動かして見るようになってる。今日は空いてたからいいけど土日はちょっとキツそうだ。年数が経ってることもありうまく動いてないやつも1,2個(ビデオなどで動きを見ることはできる)。
終りの方に ミラノ オリベッティ社ショールームでの「プログラム・アート」展(ムナーリが呼びかけ)のビデオ。当時オリベッティ社がコンピュータを売り出していた頃だったから、「プログラム」っていう言葉を敢えて使ったらしい。興味深い。
今週日曜まで。