昨日から今朝にかけて新宿ミラノ2で行われた｢総天然色ウルトラＱ｣ BD発売記念オールナイトイベント“たいせつなことはすべて怪獣がおしえてくれた”に行ってきた。
2012年3月30日(金)「総天然色ウルトラQ」BD発売記念オールナイトイベント開催!!
ウルトラQ – Wikipedia
ウルトラQの登場怪獣 – Wikipedia
売店。開田裕治氏のサイン会やってた。ソフビの限定もトークショー後に売っていた模様。
22:30スタート。
0:00までは、みうらじゅんと町山智浩による「師弟」トークショー。覚えているところだけ適当に抜粋。マニアじゃないんでわからないところも多々あり、盛大に間違ってるかもしれません。敬称略
- (み)、日本の「はやぶさ」映画事情を(町)に説明
- ビデオを買ってLDを買ってDVDを買って、と何回も買っている。もう慣れているけどどれだけ買わせるんだとw(み)
- 両氏が知り合ったきっかけ。21,2歳の頃、(町)に渡辺祐が「そんな怪獣の話ばかりしてると友だちいないだろ。でも一人友達になれる人を知ってるから、そこにいけ」と。(町)
- 町山くん、奥さんにソフビ捨てられて。アメリカに行く前は吹っ切れてなかったよね(み)
- 怪獣の使い回しという言い方は良くない。「変化(へんげ)」というべき (み)
- 「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」について。(ずっと「フラバラ」「フラバラ」と言ってた)
- ベネディクト・プロについて。「フラバラ」に(?)出てくる2コーラスの長い歌を歌ってる女性が云々(町)
- (みうらじゅんの怪獣スクラップブック抜粋を見ながら語り続ける。止まらない。ウルトラQ以外の話も盛大に)
- 今回のウルトラQに出てくるどんな俳優が出ているかについて
- 本は切れないから、新聞雑誌を中心にスクラップしていた(み)
- (途中で品田冬樹登場、二人のベスト10と今日の内容発表)
- 「トワイライトゾーン」的な(怪獣の出てこない)最初の4本、東宝から借りてきた巨大生物もの、独自で怪獣を作り始めた後期(品)
- カラー化には3年かかった。日本、アメリカ、インドで作業。(品)
- ウルトラQのカラー化是非をめぐって去年の夏、泉麻人と飲み屋でつかみ合いのケンカをした (み)
両者のベスト10のなかからさらに選ばれた10本が上映された。たぶん上映順はテレビでの放送順。
もとが 映画で使われる35mmフィルムで撮られたものなので映画館のスクリーンで見ても画質的には問題ないのだった。
- ゴメスを倒せ!(ゴメス,リトラ) : ゴメスはゴジラの使い回し
- 宇宙からの贈りもの(ナメゴン)
- 育てよ! カメ(ガメロン) : 「乙姫こわかったよね(み)」
- 地底超特急西へ(M1号)
- バルンガ(バルンガ) : 「これすごいよくできてる(町)」
- ガラダマ(ガラモン)：「群馬では隕石をガラダマって言うってほんと？え、うそなの！？(町)」
- 東京氷河期(ペギラ)
- カネゴンの繭(カネゴン) : 「これはアート(町)」「一人の子供の声がサザエさんの三河屋なんだよ(み)」(声優が同じ)
- ガラモンの逆襲(ガラモン,セミ人間): 「(セミ人間の地球人態はシナリオでは)美輪明宏のような、と書いてあった(品)」
- 2020年の挑戦(ケムール人 ):「こんな終り方でいいの？っていう終り方(町)」
眠くなるんじゃないかと思ってたが、一本一本の完成度が非常に高いからおもしろくて退屈しなかった。素晴らしかったよ。
怪獣は、アレだ、最初に出てくるシーンにカタルシスがありますな。「ガラモンの逆襲」のガラモン登場シーンが印象に残った。
カラーについてはさすが最新技術+こだわりの作業 というところでほとんど違和感を感じない。
あと、60年代東京の風景がいいんだなぁ。わかったのは下北沢、上野、御茶ノ水くらいだが。
 |
『総天然色ウルトラQ』Blu-ray BOX I
バンダイビジュアル 2011-08-26 |
 『総天然色ウルトラQ』 Blu-ray BOX II<最終巻>
バンダイビジュアル 2012-01-27 |
