発端はカンファレンスのタイムテーブルであった。
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サイボウズの人たちがみんな闘魂タオルをかけてファイティングポーズ。そしてゲストに猪木。
これは完全にどうかしてる。
その “cybozu.com カンファレンス II”が 9/26 東京ドームホテルであったので行ってきた。
クラウドのイメージなんでしょうな。イメージ戦略大事。
パンフからしてこの有り様。(ちなみに表紙にスペルミスがありますね)
基調講演
青野社長の基調講演。オープニングのムービー。
スライドの背景は赤で行くと宣言。そして、猪木の昔の写真(IGF提供)をかかげつつ、ハンセン戦を見て以来のファンであると…
サイボウズは昨年クラウド版のcybozu.comを立ち上げたのだが、そこへの投資が20億円だそうで、ちょうど同額程度である猪木がアリ戦をやった時の投資金額を引き合いに出す。
さて、ここからはしばらく比較的普通のプレゼン。
cybozu.com の特徴として2ファクター認証、顧客毎サブドメインなどを挙げる。
それから、ファーストサーバの一件で、ストレージの情報を公開することにしたとのことで。12台HDDで組んだ RAID6 + 2台予備が ストレージで、さらにこれ自体の待機系があるんだそうだ。
kunai, メールワイズ, kintone といったサイボウズ製品(新機能もあり)を 「データのグループウェア化」「メールのグループウェア化」「タスクのグループウェア化」という切り口で紹介。
メールワイズは10月から1ユーザ500円で cybozu.com上で提供開始するとのこと。
パートナーのプレゼンもあり、保険の窓口グループ、内田洋行が登壇。
開発中のものとしては “CyDE-P”という cybozu.com上のアプリ開発環境を作っているとか。
そして猪木登場
残り15分となったところで、資料セットの中にはいっている「闘雲タオル」(クラウドだからね)を首にかけるよう言われる。そして猪木コールを促す青野社長。
- 炎のファイターきた posted at 14:36:08
いつものように「元気ですか! ちょっとつまったなムフ。元気ですか! 元気があれば(以下略)」
「バイオだとかイラクの人質解放とかに挑戦してきましたが …. 今日はおれに挑戦したいっていうやつがいると聞いてムフフフ」
そしてここから青野社長とのトーク。。。
- 青野社長の質問。(ハンセン戦への思いを語って)ハンセンへの逆ラリアットはとっさなんですか posted at 14:38:38
- 「つまんない質問なんでバカヤロー!プロレスの話はしたくないんでね」 posted at 14:39:21
●最近の中国関連の問題について
「スポーツを通じた平和交流ということでね。上海で興行やりまして。本当は今頃も中国に行くはずだったんですけど。中国の選手育てることにした。(IGFの次の興行)名古屋でも出すけど」
??
●IGFの理想とは? (これ、サイボウズの社長の質問だからね。)
「アメリカに引っ越して、振り向いてみたら格闘技もプロレスも元気がなかったのでしょうがなくやっている。なぜこうなったかというとファンの望むものと乖離(略)強さであり(略)格闘ロマン(以下略)」
●リスクを負ってアリ戦になぜチャレンジしようとしたか(くどいようだがこれ、サイボウズの社長の質問だからね。)
「この話は1時間かかります(笑) Sカーブ理論というのがあって成長、安定、衰退と。人生は勝負どきがある。勢いのあるときに勝負しないと。アリ戦は運命づけられたもの(以下略)」
●いま私たち(サイボウズ)が大切にしないといけないことは?
「若い時は暴れまくって」云々「私はついている、ありがとう、感謝」(誰かの言葉らしい)
「ファンとの関係めんどくさいこともある。こころの中でバカヤロー!!と思うこともムフフ」(本日二度目のバカヤロー)
「ビンタもそうですけどね」
と、ここから闘魂注入の流れに。
「パキスタンで気合を入れたら邪気が飛ぶのが見えたといわれた。闘魂注入教ってのをやろうかと思ってムフフ」とかなんとか言いながら イクゾ、ダッ、バチーーン。
そして、 1,2,3,ダー
猪木退場。
社長「どうでしたか。私興奮してます。」
そのまま、基調講演終り。
なんじゃこりゃww(おもしろいけどw)
印象としては
- サイボウズの社長はプロレス原理で動いているかもしれない。恐ろしい… posted at 15:03:12
でありました。本格的にタガが外れた場合、第二のキッダーニ男爵になってもおかしくはないと思います。
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猪木詩集「馬鹿になれ」 (角川文庫) アントニオ 猪木 角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-09-25 |