リーン開発の本質

リーン開発の本質 ソフトウエア開発に生かす7つの原則
メアリー・ポッペンディーク トム・ポッペンディーク
日経BP社
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原書:Implementing Lean Software Development: From Concept to Cash (Addison Wesley Signature Series)

リーンソフトウエア開発?アジャイル開発を実践する22の方法?」の続編。前作はソフトウェア開発の本なのかわからんくらいモヤモヤしたものだったが、それに比べれば少しは具体的になっていると思う。とは言え、相変わらず結構な部分がトヨタの話と「ビジョナリーカンパニー」を足して二で割ったような話に割かれているが、そんなのは原典を読んだ方が良い。
カウボーイプログラマが勘違いしてしまいそうな、隙の多い記述も気になる。
わかったことは、どうやらリーン開発というのは開発手法ではないらしい、ということ。Scrumなどの補完みたいなものとして捉えるべきなのかもしれん。

まあ、部分的には役に立つとは思うんだけどね。読むのに随分時間かかっちゃった。

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