桂枝雀 英語落語

桂枝雀 (2代目)は英語落語の先達でもある。CDとしては3枚出ているが、最近そのうちの2枚を入手できた。

Amazonのジャケ写が間違っているが…”Rakugo in English by Shijaku Katsura / Kouzu Shrine / Happy”は1995/5/23大阪サンケイホールで収録。”Kouzu Shrine”は「高津の富」。枝雀の日本語版「高津の富」は富くじの番号をしつこく確かめるくだりが最高なのだが、そこはあっさりめになっている。”Happy”は枝雀オリジナル「山の彼方」。もともと笑うような噺とは違うので、これもあっさり。

こちらは1996/6/2ハワイ大学ケネディシアターで収録。”White Lion”は上方落語定番の「動物園」。話がシンプルなだけに申し分ない。子供も笑っている。園長の名前「オサダさん」は小佐田定雄氏からきている。「愛宕山」も多少ディテールは端折ったりしているかもしれないが熱演。
下座の三味線はいつものかつら枝代だが鳴物は「桂文我、前田一知」となっている。前田一知氏は枝雀師の長男。

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