これが出た2014年ごろはいいともが終わるのでタモリブームが起きており、本も玉石混交で多数出版されていた。
その中でもこれはさすが洋泉社といったところで、良い方のタモリ本だった。
ANN、うわさのチャンネル、タモリ倶楽部、音楽は世界だ、といった番組ごとに関係者インタビューをしていく作りがすばらしい。
一連のアルバムについてもちゃんと証言が拾われている!
高信太郎が関係悪いのをあからさまにしてグダグダ言ってるのも味わい深い。
宮沢章夫が特定の人物だけ頑なに名前を書かないところとか。
この本で「ジャックの豆の木」と並んで頻出する、新宿二丁目にあった「ひとみ寿司」。そういえば志村けんのひとみ婆さんのモデルも新宿二丁目の店だったけど、これはまた別の割烹居酒屋だったようだ。近いうちに検証しよう。