カラー版 超合金の男 -村上克司伝- (アスキー新書) 小野塚 謙太 アスキー・メディアワークス 2009-04-09 |
ポピーの中の人。玩具のデザインから番組制作そのものにも関わるようになり、スポンサーであったために番組でクレジットはほとんどなかったそうなのだが、勇者ライディーン、コンバトラーVなどの変形/合体ロボをデザインし、スパイダーマン日本版にレオパルドンを登場させ、戦隊シリーズのキャラクターデザインをやり、そのシリーズでゴレンジャーの石ノ森章太郎 路線を踏襲することに決め、ほかにもゴールドライタン、ギャバン、マトリョーシカみたいな「闘士 ゴーディアン」(これ読んで思い出した)、大鉄人17…
私の幼年期は村上克司の掌の上でもてあそばれていたのだということがよくわかったw
玩具メーカーと映像制作がガッツリ組んで、マーチャンダイジングありきの番組企画が始まったのは「勇者ライディーン」からなのだそうだ。この人が工業デザイナーでありながら番組そのものも考える才能を持っていたためにそういうビジネススキームが確立し、そのまま現在に至っているということかと思う。今となってはそのイビツさのほうが目立っているようにも見えるから功罪あるだろう。 それは置いておいたとして、とにかくメカデザインが魅力的だったんだからしょうがないね。