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今夜は最高な日々 高平 哲郎 新潮社 2010-08 |
1,2章が70-80年代の赤塚不二夫、タモリ関連の仕事と、「いいとも」「ひょうきん族」「今夜は最高!」などのテレビ仕事の話。もともと「小説新潮」の連載だったみたいなんだが…時代やら人名やらが錯綜していて、非常にとっちらかった書き方なので読みにくいことこの上ない。エピソード的には興味深い話がたくさんあるので残念。九十九一なんて名前は久々に見たなー。
3,4章はその後の舞台仕事と文筆業を中心に綴った書き下ろし。こっちはちゃんとまとまっているので読める。内田裕也の「俺はロッキンローラー」のゴーストをやった話などもある。この本は再発されたけど自分のところには連絡はこなかった、ってさ。