初代タイガーマスク 平成猛虎伝説

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リアルジャパンプロレスの旗揚げからの5年間(!) をメインの試合中心で収録した2枚組。6時間以上ある。

まあ、今の初代タイガーなんで覚悟はしていたが、プロレスのDVDを見て「つらい…」と思ったのは初めてだ。特に最初のほう。後の方はタッグマッチが多いのでまだ見られる。
今の初代タイガーとの試合っていうのは、相手の力量が試される。その点、みのるはシングルでもちゃんと試合作っててうまいなあと思う。

鈴木みのる、高山、長州、藤波、天龍、ウルティモ、サスケ…とメンバーは豪華なんだけどね。

マイクがやたらと声をクリアに拾っている。「あだだだ、あー、だめだなこりゃ、膝が…」(→そしてTKO負け)のような。伝説崩壊。

今年6月の 5周年記念興行は全試合収録。
メインの黒虎はなかったことにするとして、セミのみのる,2代目スーパータイガーvs長井,石川雄規は感慨深い。藤原、佐山、前田だもんな。
ケンドーナガサキだとばかり思っていたマスクマン、実はケンドー「ナカザキ」だったことに軽くショックを受けたｗ 体の傷つきっぷりからして、中の人は大日本の誰かのようだ。

これを見た目当てというのは3月の タイガー vs 天龍だった。顔面蹴りに軽ギレした佐山先生、スーパータイガー時代の非人道的な蹴りがちょっとだけ戻っている。最後のチキンウィングフェースロックもしっかり決まっている。試合後インタビューの先生、ボロボロ加減が半端じゃない。天龍の力。もちろん老人同士の戦い、全然きれいではない。だが、これは、これだけは？見もの。