Sheila E.といえば、70年代にはセッションミュージシャンとして、80年代には歌って叩けるプリンスファミリーの一員として、それ以後はソロアーティストとして活動しておる。たぶん見るのはPrinceのLovesexyツアー以来か。2ステージ目を見てきた。
フロアは埋まっていたが2Fはやや寂しい。
ステージセットは向かって左からperc,key&org, g, key, bs, dsという感じで並んでおって、出てきた Sheila E.はちょっと歌ってすぐにドラムセットに。あー、パーカッションじゃないんだ。それはそれでPrinceのバンド時代を思わせる感じ。バスドラは1個。Princeのバンドの頃は2バスでやってたような気がするんだが(嘘かも)。ボーカルはEric Dawkinsがメインで。
のっけからPrinceの”3121″(2006年作)に収録されていた”Get On The Boat”、Tower of Powerの”What is Hip?”、本人の”Love Bizarre”(アレンジは全く新しいもの)など。
ドラムはかなりパワフル。だけど、昔からそうなんだけどやっぱりパーカッショニスト的なんだよな。
全体を通して、Sheila E.のドラムとKenneth Crounchのキーボードが中心な感じ。
本人の発言は「今回が初めてのブルーノートでのライブよ」(←シーラギャグ)、「もうあたし51歳よ、ロックやるのはつかれちゃったわー」(←その後ロックナンバー)
色々あって、最後は一旦引っ込んだ後、中央にラテンパーカッションを置いての”Glamorous Life”! たまりませんな。
このとき2Fで見ていた3人をステージに上げたんだけど、もしかするとシェリルリンとかレイパーカーJr.だったかもしれない。ちょうど同時期にビルボードライブに来ていたはずなので。
もっとラテン色が濃いのかと思ったら、ファンク/ロックでちょっとジャズ、みたいな感じだったのはちょっと意外。
Sheila E.(vo, ds), Eric Dawkins(vo), Justin Avery(key, vo), Tim Stewart(g),
Kenneth Crounch(org, key), Raymond McKinley(b)
サイン会は一応アナウンスがあった。しかし、売店にSheila E.の作品が全くないのだった。そんなんで、誰も買ってなかった。俺もあきらめた。ちょっとひどいよ、ビルボード。