ファイト

ドキュメンタリー映画 ファイト

大仁田厚のドキュメンタリー…のはずなのだが、半分くらいは大仁田あまり関係ない話だったような…ブル中野もちょっと出ていたが、大仁田とのエピソードの薄さがすごかった。

第何章 何々 という映画の脚本によく書いてありそうなタイトルで区切られた短めのシーケンスが連続していくのだが、それらがつながっていくのかというとそうでもなく…撮った人の交友関係の中から辿っていったらこうなったのか… 何しろ7年撮ったという割には素材が少なそうであった。

あまり見たことない映像としては、たぶん新木場の控室から誰か選手が救急車で運ばれていく様子(あえてちゃんと映していないので幸いにして状態は全然わからない)。それからFMW荒井社長の件を直接大仁田にぶつけたのは頑張った所なのかもしれない。FMW追放されたときの話は今やそんなに新味のある事実ではない。

素材が少ないので全体の位置付けというか流れを作るのにターザン山本がパーパー喋ったインタビューに依存しまくっている。結果、ターザン山本の顔面が巨大スクリーンに映し出される時間が非常に長く、地獄のような時間ではあった。

あと、説明不足でそもそもこの人は誰なのか?何が伝えたかったのか?となった映像もちょいちょいあり。

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