さいたま国際芸術祭2023(ネタバレなし) + テリー・ライリー コンサート

ミニマル・ミュージックの巨匠が芸術祭オープニングを飾る「テリー・ライリー コンサート」|さいたま国際芸術祭2023

テリー・ライリー(Terry Riley)はロックのフィールドの人ではない世界のレジェンドだけれども、ロックの世界にも与えた影響は大きく、John Caleとコラボした作品もあるし、The Whoの”Baba O’Riley”なんて曲もある。最近はフジロックにも出ていたり。
今88歳で、どういうわけか日本在住。
芸術祭のオープニングでコンサートがあるというので、事前予約していた。

さいたま国際芸術祭2023
芸術祭自体は何かと話題の 目[mé] がディレクション。美術手帖などのサイトを見るとどんな仕掛けがされているかはわかるけど、一旦ここでは詳細は触れないことにする。会場は「旧」市民会館おおみや。古い建築好きでアート好きなら超楽しいと思う。
展示の一つとして、イベントのリハーサルを見ることができる。開演2時間前、中に入っていくとそこにテリー・ライリー師がいた(!)
これも一旦詳細を書かないが、ちょっと驚くべきシチュエーションでw リハーサルを30分くらい見学してしまった。

本編。演奏はテリー・ライリーと弟子のサラ(宮本沙羅)の二人で。シンセ2台 → シンセ(テリー)+カホン → シンセ(テリー)+フレームドラム → iPad2台 → 深いディレイがかかったピアニカ2台 という流れで90分弱、切れ目なく。シンセ弾く時はテリー・ライリーは立っていた。
リハーサルのときはもう少しピアノの音色が多かった気がするが本編ではほとんど聞かれなかった(と思う)。
ピアニカのディレイは、それによってループを生むという使い方。
アンコールではシンセ1台と二人のボーカル。ラーガっぽかった。

著者 :
STAR/RAINBOW RECORDS / 星と虹レコード
発売日 : 2023-10-04
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