ナムジュン・パイク、没後10年、2020年笑っているのは誰 @ ワタリウム美術館 Nam June Paik

watari-um – exhibition ナムジュン・パイク、没後10年、2020年笑っているのは誰

 

後期展示、1990年以降の歩み。

今回、1984/6/18に作品集『タイム・コラージュ』刊行記念として原宿ピテカントロプス・エレクトスで行われたパフォーマンス映像が流れている。
ナム・ジュン・パイク、坂本龍一、細野晴臣、高橋鮎生、高橋悠治、立花ハジメ、三上晴子
によるインプロヴィゼーション。元のパフォーマンスは60分だったようだが、流れてるのは48分で前段の挨拶などが10分くらい。
かなりグダグダな冒頭の紹介、挨拶では教授がパイクについて「高校生の頃見てた。美術手帖とか買って。かっこよかった」みたいなことを言ってる。
教授は最初エフェクトがかかったおもちゃのラッパを演奏。ピアノを片手で弾きながらなど。やはり演奏の仕方が音楽的。途中でカット。
パイクはピアノを一音弾いて徘徊する、マイクでうなる、など。
細野晴臣は後ろの方でキーボード担当だが、姿はほとんどわからない。
高橋悠治は主にトイピアノを弾いている
立花ハジメはギター
三上晴子はオブジェ制作。途中で教授らも加わる。
映像的には教授とパイクと高橋悠治以外はよく見えない。

ワタリウム美術館(ギャラリーワタリ)とパイクの関係も深いので、かつてこの場所で行われたパフォーマンスの映像やここで初公開された作品なども多い。

ヨーゼフ・ボイスとパイクの1984年草月ホールのパフォーマンス映像も。ピアノデュオのセッティングだがボイスはピアノを弾かずマイクで雄叫びをあげている。

本展のグラフィックデザイン、グルーヴィジョンズだって。

2006年の追悼パフォーマンス”Farewell NJP”で坂本龍一が破壊し、ステージ内外を引きずり回したバイオリン…

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ワタリウム美術館

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