ビジュアル・フューチャリストと呼ばれ、自動車から都市計画、SF映画やアニメまで<未来>をデザインする巨匠シド・ミード。彼が60年にわたるキャリアの中から厳選したオリジナル作品50点を一堂に展示する回顧展「PROGRESSIONS」を、2019年春に東京で開催します。日本での個展は34年ぶりですが、本展は2012年から全米各地を巡回してきた全く新しいもので、米国以外では初公開となります。東京会場ではこれらに加えて独自の展示企画も準備中。進化を続ける「シド・ミード展」にどうぞご期待ください。シド・ミード – Wikipedia

展示の一番呼び物と思われるのはやはり一連の映画関連の仕事で、”Short Circuit”のロボットJohnny 5のスケッチ、オリジナル”TRON”のMaster Cotnrol Programスケッチ。それぞれ一枚だけだったけど、80年代の映画はひときわ感慨深い。”Aliens”(エイリアン2)、”Mission Impossibble 3″, “Star Trek”, “JM” ときて、もちろん”Blade Runner”は数も多め。もうこれが圧巻でずっと見ていたい。

それから日本のクライアント向け仕事(日本向け独自企画)。こちらも現物は撮影NG。「∀ガンダム」についてはサンライズ側とのやり取りの過程みたいなのもビデオがあるんだけど、「漠然としたヴィジョンをMEADに伝えられないクライアント」みたいな話が、ちょっと身につまされる。
「YAMATO2520 」のヤマトデザイン。他にホンダ向けのアートワークなど。ちょっとお値段高めだけど、堪能した。図録は完売しておった。