The Beatles: Get Back Part1

ザ・ビートルズ:Get Back|映画|ディズニープラス公式
「ザ・ビートルズ:Get Back」|予告編|Disney+
映画「ザ・ビートルズ:Get Back」–ディープフェイクは必ずしも悪ではない – CNET Japan

今日から3日連続配信。このためにDisney+入会した。
1本目から2時間30分超え。Get Backセッション トゥイッケナム・フィルム・スタジオの初日から、ジョージが脱退してしまう1969/1/10まで。
基本的にほとんどセッションの内容、音楽そのものが盛りだくさんで構成されている。すばらしい。
“Let It Be”の映画を見られてないからその映画の陰鬱な雰囲気を強調しすぎという話はわからないが、特にポールが悪者にされがちなこの辺りを拾うのもテーマとしてあるのだろう。1/6のポールとジョージの不穏なやり取り、1/10午前のセッションも丹念に拾われている。この二日はとにかく不穏。
ただ、他はやたら調子が良い日もあって、非常にムラがある。全体的には、企画はしてみたものの曲も増えず、ライブの会場も決まらず、焦るポール。ブライアン・エプスタイン的な仕切れる存在の欠如。などなどが裏目に出た挙句、ジョージの積年のフラストレーションが頂点に…のように見えた(ジョンとジョージが口論したという話もあるらしいがそれは出てこなかった)。1/10午後もセッションは継続するが超ヤケクソな演奏。
音楽は、特にポールの曲、Get Back、The Long and Winding Roadなどが出来ていく過程が感動的。Carry That Weightリンゴ向けの軽い曲だったのか。
ほかのミュージシャンへの言及おもしろい。ジョージがクラプトンについて話すのはわかるが、ザ・ムーヴが出てくるとは。このときジェフ・リンはまだ入ってないと思われる。

参考:

著者 :
ミュージック・マガジン
発売日 : 2021-10-15
著者 :
Apple Corps / USM
発売日 : 2021-10-14
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