ハンス・ライヒェル×内橋和久の「ダクソフォン」展、細野晴臣とUA出演のライブも – art-designニュース : CINRA.NET
未知の楽器・ダクソフォンって知ってる? 内橋和久インタビュー – 音楽インタビュー : CINRA.NET
今日まで横浜市民ギャラリーあざみ野でやっていたのでギリギリで行ってみた。先週は 内橋和久と細野晴臣,UAのコラボライブも行われていた(ということは今日知った…)
内橋氏は細野作品だと”FLYING SAUCER 1947“に参加していて、UAとのデュエット「夢見る約束」でDaxophone使われてるのだな。
全く謎の楽器、Daxophone はドイツのフォントデザイナー/アーティスト ハンス・ライヒェル(Hans Reichel)が発明したもの。
Daxophone – Wikipedia, the free encyclopedia
本体は, 写真のような木製の様々な “tongue” と コンタクトマイクが入った”sound box”から成る。
片方にフレットがついてる”dax”で”tongue”を押さえて弓で(tongueを弦のようにして)弾くのが基本、らしい。
“tongue”は数百種類あって、木製。塗装などはしていなくて木の地の色。tongueの形状については 音より前にまずは形があって、それを弾くとどんな音が出るか試行錯誤する、ってアプローチであるらしい。いわゆるミュージシャン的な発想ではない。
Daxophoneは売られることはなく、作り方は daxo.de からダウンロードすることができるらしい。このサイトにはtongueを作るときにも使える tongue font もある。。
ハンス・ライヒェルはギタリストでもあり、使っていたギターはカスタムメイド。
左側のシングルネックのギターは中央にブリッジがあってフレットが左右についている。ピックアップも付いてるんだけどボディはアコースティック仕様。金属弦。音はシタールと大正琴の中間みたいな感じ。
右側のダブルネック(これをメインで使っていたらしい)、上のギターはこれまた中央にブリッジ、左右にフレット。下のギターはサウスポーの弦の張り方。
フォントデザイン。
もう一個部屋があって、そこは内橋和久多重録音によるサウンドインスタレーション。サウンドは森の雰囲気。17chサラウンドで、システムは05年に真鍋大度らと行ったインスタレーションのものをベースにしていたようであった。そのCDも売ってた(800円)。
実際に演奏してるの聞きたかったなぁ。ちょっと失敗した。
Daxophoneについてはサンレコ6月号でも詳細な記事になっていた(ということも今日知った…)
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Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン) 2014年 06月号 [雑誌] サウンド&レコーディング・マガジン編集部 リットーミュージック 2014-05-15 |