枝雀らくごの舞台裏 (ちくま新書) 小佐田 定雄 筑摩書房 2013-09-04 |
枝雀の座付き作家であった小佐田定雄氏の今年出た枝雀本。
演目ごとに章立てしてエピソードを披露するというスタイルはこれまでに出ている本と同じだが、エピソードの内容が今まで書いたことないもの集めてます、ってのが売りみたい。
そういえば、志村けんの「だっふんだ」の元ネタが「ちしゃ医者」での枝雀の医者の咳払いであることが明記されてる。
他に、基本的には交わることのなかった談志と枝雀、枝雀が亡くなったとき談志が「おれに救うことはできなかったのか?」と問うたっていう話。。
そうでなくても 枝雀ファンとしてはこの本は買って座右において置かなければならない、というのは、廃盤含めたレコード, CD, テープ, ビデオ, LD, DVD の情報が充実しているから。
すごくありがたい情報。