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クラフトワーク デヴィッド・バックリー 佐藤志緒 シンコーミュージック 2013-06-29 |
クラフトワーク伝。現メンバーには直接取材してないものの、一応のお墨付きはもらっている。ピーク時のメンバーである二人の電子パーカッショニスト、カール・バルトスとヴォルフガング・フリューアにはたっぷり取材したらしく、当時の雰囲気は伝わる。
クラフトワークと直接関わらないイギリスの音楽シーン(筆者はイギリス人)への言及が長すぎるなど欠点もあるけど、まあ謎の多いクラフトワークの実像を描くことはできている。ラルフ・ヒュッターとフローリアン・シュナイダーがある時点から自転車にハマり、そこから黄金期メンバーの結束が崩壊していくとかw ポップミュージックのグループとしては極めて異常な佇まい。
途中から作曲などでも大きな貢献をしたカール・バルトスには興味津々。ちょうど今年アルバムを出していたので聴いてみようかと。バーナードサムナーとジョニー・マーのエレクトロニックにも参加していたのだな。
それから、ノイ! も聴いてみるべ。