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東京12チャンネル時代の国際プロレスを集めた5枚組。当初年末頃の発売予定だったのが、ラッシャー木村の死去によって早められたそうだ。
素材はホームビデオなので画質は全般的に良くないが、提供や番宣のテロップなどもそのまんま収録されているところが逆にすごく良かったりする。入場テーマ曲のところだけは上から音がかぶせられている。
なんか、見てるとすごく国際プロレスが好きになるね。
[1枚目]
最初の1時間は流智美、菊池孝、マイティ井上が41年から43年頃までを振り返るトーク。内容的には Gスピリッツなどを読んでいるとそんなに新味はないかもしれない。
その後が80年3月31日、後楽園ホールの4大タイトルマッチ。新日勢が参戦している。ここでの木村健吾の空気読めなさは現在の4虎に匹敵するくらいのものがある。しまいには無茶なプランチャでアニマル浜口を失神させてしまうという…これぞ新日。そりゃマイティ井上も新日嫌いになるわ。大木金太郎vsニック・ボックウィンクルなんてのもある。セコンドに冬木少年。
ベルト商売に余念が無いルー・テーズが「ベルト争奪リーグ戦」でいまいちなレフェリングをやっている。
[2枚目]
ジ・インベーダーはマスクがほぼマスカラスのトレードのパチモン。実に怪しい。
マッハ隼人!驚くべきことに80年代頭くらいにかなり本場のルチャに近い感じの試合をやっているのだった。残念ながらマッハさんしょっぱいけど。
[3枚目]
バーン・ガニアが。ディック・ザ・ブルーザーが。
[4枚目]
全日との対抗戦、高千穂明久(後のカブキ)、サムソンクツワダ。さらに大熊小鹿の極道コンビが。セコンドには大仁田、淵、薗田。
「大位山は、料理がうまい」(マイティ井上談)
週刊国際プロレス No.8
[5枚目]
稲妻二郎、ミスターヒト。
ジャンボ鶴田vsマイティ井上は 中継を支度部屋(?)からやっている(日テレの中継とかぶったためらしい。下記リンク No 9 参照)。ラッシャー木村がしゃべっているが、このときはまだ喉がつぶれていない。
あとヤマハブラザース(星野勘太郎、山本小鉄)ね。動いてるの初めて見た。
一番最後の藤岡市体育館、見るとわかると思うがなんとも味わい深い。ちょっとうれしくなってしまう感じ。
週刊国際プロレス No.9
週刊国際プロレス No.10