Pat Metheny、待望のOrchestrionでの公演。アルバムは賛否両論だったらしいけど、どうだろうってことで。
(なお、文中のtweetは全部終演後に書いたものなので時間順になってないです)
I’m at すみだトリフォニーホール (錦糸1-2-3, 墨田区). http://4sq.com/bO0wlQ
錦糸町。非常にきれいで見やすい、いいホールです。
ステージにはビブラフォン、シロフォン、シンバル、ピアノなどごく少ない楽器が。ステージ後方は赤い垂れ幕がかかっている。18時少し回ったところでスタート。
ギターを2,3回取り替えながら一人での演奏。”This is not America”(85年頃? David Bowieとの共演作)もやっていた。
その後、やおらペダルスイッチを踏むと、後ろのミニシンバルがリズムを刻み始める。ミニシンバルで演奏。
終わったところで赤い垂れ幕が取り払われる。するとそこには6*3くらいのボックスが連なっていて、バラバラにされたドラム、パーカッションなどがセッティングされていたのであった。どよめく場内。そのまま “Orchestrion”の曲を何曲か。各楽器、というか楽器のパーツ、それぞれ働いてる時は青ランプが点灯するのが素敵。
posted at 21:50:03
タイトル曲が終わったところで、Pat Methenyしゃべる。で、アルバムの最後の曲。
その後がたぶんインプロビゼーションだったか。2曲インプロビゼーションがあった。最初のは、その場でギターのフレーズを重ねていって曲をつくる感じの。
ギターとビブラフォンなどが完全に同期している。なるほど、そうなんですね。私はジャコパスをちょっと思い出しました。 RT @TakaPhone: 生多重録音の手法は元メンバー:リチャード・ボナのパフォーマンスからヒントを得ていますね!!
posted at 21:44:51
もう1曲は、どうもギターからドラム、パーカッション含む全パートをオーケストリオンにその場で覚えさせて、重ねていたような。音としてはロボットの生楽器に加え、シンセもあった。
どうやら全ての楽器がギターでコントロールできるようだった。曲によっては その場でプログラミングらしきことをやってた。
posted at 21:38:35
後半はそんな感じで一人その場多重録音的な演奏が多かったのだが、これが何だかわからないけど途中からちゃんと(おそらくあらかじめプログラミング済みの)曲展開になっていくのだった。どうやってるのかは全くわからん。
Pat MethenyのOrchestrion、とりあえず何がどうなってるかはわからんがすごかった
posted at 21:26:06
3回のスタンディングオベーション&アンコール。3時間にわたる熱演だった。
なんか謎だけど、すごいものを見た気がする。
あの、機械的な(っていうか機械だ)リズム、これはこれですごくエエと思う。
アルバムで聴いたときの印象よりも、全然良かった。