首都圏外郭放水路、8月に入ってから実稼働したそうで、昨日までは見学会中止になっていたのだ。(実稼働は年に6-7回くらいらしい)
南桜井駅から現地までは歩くと40分くらいかかるらしく、タクシーが良いのだが、あんまりタクシーがいない。南口にも北口にもタクシー乗り場はあるんだけど。どうしても来ないときは電話すると良さげだ。ちなみに我々は庄和交通のタクシーに乗った(帰りは電話で呼んだ)。
見学施設にもなっている龍Q館は、6kmある放水路のトンネルから来た水を一旦貯め込んで調節しながら江戸川に放出する拠点である。
見学会は90分で、最初の30分くらいで役割や構造の説明がある。東京、埼玉近辺の治水にどれだけ大きな役割を果たしているかがわかる。江戸川への排出の動力に使うガスタービンがボーイング737のエンジンに使われているものを改造したものだというのは興味深かった。
屋上で施設全体の説明。
江戸川への排水部
グランドの地下が「調圧水槽」(いわゆる「地下神殿」部分)になっている
いよいよ地下の調圧水槽へ。階段で降りるが、さほどきつくはない…と思う。
見学で入れるエリア内だけは土砂が掻きだしてあるので、靴は殆ど汚れなかった。
正味15分くらい。階段降りながらの写真はNGだが、10分間 自由に見学する時間をとってくれるのでそのときに写真を撮れる。
水の入り口方向にある第1立杭(たてこう)。ここからさらに50mくらいの深さがあって、トンネルがつながっているとのこと
なお上記の写真は首都圏外郭放水路(picasa)にありますよ
いやぁ、すごい技術だわ。ドボクって偉い。