超絶のホーミー

10年前、私は「21世紀はウクレレとホーミーと盆栽の時代になる」と予言をしたのであーる(嵐山)。
ウクレレは今やテレビCMなどで音色を聞かない日は無いが、後は…うーむ、おかしい。ちなみに、5年後は菊人形ブームが巻き起こっているはずである。そういうお告げがあったので間違いは無い。

その当時、「日本人の鳴き声―声というメディアの快感」という本を読んで,喉声の奥深さを知り、その巻末に載っていた「超絶のホーミー」というCDを聞きたいなと思っていたのだが、図書館でついに発見してしまった。図書館は民族音楽CDにつおいのですよ。

超絶のホーミー~モンゴルの歌
民族音楽
キングレコード (1991/09/21)
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全19曲で、前10曲が Namiji Norovbanzadという人のホーミー。ヨーチンという弦楽器の伴奏がついている。倍音で普通に旋律を奏でてしまうのだ。想像より旋律は遥かに複雑で早かった。正に超絶。こんなんあり得ない。
後半9曲はTaravjav Ganboldという人のオルティン・ドー(「長い歌」)。日本民謡に近いものがあるが、ビブラートがもっと激しい。

参考:モンゴル民族音楽ミニ辞典