ワン・プラス・ワン/悪魔を憐れむ歌

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Sympathy for the Devil (film) – Wikipedia, the free encyclopedia
ワン・プラス・ワン – Wikipedia

ジャン=リュック・ゴダールがローリング・ストーンズ “Sympathy For The Devil” のリハーサル風景と、政治的な演劇とで 「音楽と政治の融合」を試みた68年作品。
全然融合はしていないと思うけれども…

68年なので五月革命の只中。ゴダールもその渦中にいたのですな。ブラックパンサー党のアジテーションが延々朗読されていたり。全編そんな。1回見ただけだとわけわからん。
それと交互に ストーンズのスタジオでのリハーサルを捉えた映像が出てくる。ブライアン・ジョーンズもいるけど、全体を仕切っているのはミック・ジャガーのように見える。ストーンズの映像はそのスタジオ内の風景のみ。

自分が見た 2009年リリースDVDには ゴダールの”One Plus One”と、その後プロデューサーが手を入れた”Sympathy for the Devil”の両方が入っている。2013年のDVD「ワン・プラス・ワン [DVD]」 とBlu-Ray にも入ってるかどうかは不明。
編集版”Sympathy for the Devil”はエンディングの方に曲の完成形が流れるのと、オリジナルでは無音なエンドロールも今で言うならミュージックビデオっぽい演出が少しされていて、辛うじて「ストーンズの映画」っぽく変更されている。今目線だとこっちの方がしっくり来る気がする..かも..

そんで、編集版 “Sympathy for the Devil” プレミア上映を見たゴダールは激怒して観客に「ファシストめ!」と叫び、観客からも罵倒され…みたいな騒ぎがあったらしい。まあ、ゴダールは68年のカンヌ映画祭中止に追い込んだりしてるんで…ムチャクチャな時代だなぁ..

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