マーティン・スコセッシ監督の最新作、ジョージ・ハリスンのドキュメンタリーを見てきた。
IMDb – George Harrison: Living in the Material World (2011)
IMDb – George Harrison: Living in the Material World (2011)
マーティン・スコセッシ監督のジョージ・ハリスン ドキュメンタリー。
もうすぐDVD, Blu-rayで出るんだが、12/2まで劇場公開もしている。
2011.11.19(Sat)公開 『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』公式サイト
この劇場公開、日本だけらしい。
なので、六本木TOHOシネマズで見てきた。2部構成で3時間半休憩あり。
映像的な見所は今出ている「レコード・コレクターズ 2011年 12月号」を読むがよろし。
出てくる人、ポール、リンゴ、クラプトン、パティ・ボイド、オノ・ヨーコ、クラウス・フォアマン、ジム・ケルトナー、レイ・クーパー…
“LENNONYC”とだいぶかぶってはいる(そりゃそうだ)。
印象に残ったところ。
- 息子、似てる。
- クラプトンのインタビュー、結構多く使われている。パティとの件についても当事者二人が喋ってる。パティは”Layla”をクラプトンに聞かされて後戻りできなくなったらしい。
- 邸宅の様子はたっぷりと出てくるんだが、まあこれがすごい。。。
- フィルスペクターは怪しすぎて証言が一つも信用できないw
- ”Revolution No.9″はジョン、ヨーコ、ジョージ3人の作だ、とヨーコ。
- マハリシ・ヨギの声がやたら甲高い。
- モンティ・パイソンからはエリック・アイドルとテリー・ギリアム(まん丸い)が。パイソンズの映画 “Life of Brian” はジョージが金を出して完成にこぎつけたので、縁は非常に深い。ふたりとも「らしい」感じで笑いにつつんで語っている。
- 終盤、最後に会った時の話をしていて涙ぐんでしまうリンゴ。
“LENNONYC”のように個別のアルバムにクローズアップしてるわけではなくて、比重もバラつきはある。例えば90年代だとトラベリング・ウィルベリーズについては細かいけど、”Cloud Nine”についてはほぼスルーだったりとか(DVD特典映像では触れられているらしいが)。
そうは言っても、長時間飽きさせずに見せちゃうのはさすが。
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ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド [DVD] 角川書店 2011-12-23 |
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ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド Blu-ray 角川書店 2011-12-23 |