Patrice Rushen、 70年代にプレスティッジからデビューして、フュージョンからR&Bの方へ移行していったマルチ奏者(主にキーボーディスト)。
元Princeマニアでありながら知らなかったんだけど、Princeがデビューした頃のガールフレンドでもあったらしくて、プログラミングを手伝ったとか、”I Wanna Be Your Lover”, “Why U Wanna Treat Me So Bad”,”I Feel For U” が彼女に捧げられたものだという説があるみたい(信ぴょう性はわからない)。
自身も80年代にヒット出してるほか、大きな仕事としては Janet Jackson の “Janet.”ツアーでミュージカルディレクターを務めたんだそうだ。
Prelusion / Before the Dawn Patrice Rushen Prestige 1998-11-06 |
彼女の74年の1st, 75年の2ndは今は1枚で出ている…けど “Puttered Bopcorn”って曲がカットされている。けしからんね。
Patrice Rushen – Prelusion (Vinyl, LP) at Discogs
デビュー時まだ19歳だっていうからなぁ。Joe Henderson(tp)が参加している。半分アコースティックピアノ半分エレピでスタイルはジャズ。
Patrice Rushen – Before The Dawn (Vinyl, LP, Album) at Discogs
2ndはドラムがHarvey Masonになってぐっとファンキーに。ギターはLee Ritenour。”Jubilation”良い。
Shout It Out Patrice Rushen Soul Brother 2009-11-02 |
Patrice Rushen – Shout It Out (CD, Album) at Discogs
3枚め、77年作がPrestigeでの最後の作品。クラヴィネットとシンセを弾いて、ボーカル曲も増えて、R&Bにグッと接近したフュージョン。
個人的にはすごく好き。