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W.A.R クロニクル(仮) [DVD]
クエスト 2012-12-20 |
天龍源一郎 WARの92年旗揚げから94年までのビッグマッチを集めた5枚組DVDボックス。大体20時間くらいかな!!
当然ながら天龍の試合については”Mr.プロレス 天龍源一郎 DVD-BOX“とかぶっているところが多いのだが、このボックスは主要興行の “全試合” が(ダイジェストではあるが)収録されているところがミソ。だから天龍ボックスにあまり出て来なかった冬木、石川、折原、安良岡なども見られるのだ。
[DISC1]
反選手会同盟が初参戦した試合、横アリでの越中 健吾vs冬木 北原が入ってる。この頃はとにかく反選手会-平成維震軍だね。ちょっと残念なのは当時ワールドプロレスリングの中継もあり印象強烈だった1992/10/23後楽園が入ってないこと(これは燃えろ!新日本プロレス 62号に収録)。2日前の中島体育センターは入ってる。
WWFとの関係もまだあったからウルティモ・ドラゴンvsオーエンハートなんてカードもある。
[DISC2]
カブキxムタ(1993/5/24 大阪府立体育会館)は、カブキの額から血がピューっと出る場面で有名な試合。そういえばカブキさんの店にもこの写真パネル飾ってあったなw飲食店なのに!
これ、何かを仕込んでいるのかとずっと思ってたんだが、最近色々な資料等読むと、どうも力の入れ具合でそういうことが誰でもできるらしいというのだよね。とはいえ実際やって見せたのはおそらくカブキさんだけである。
冬木はこのあたりから黄色いタイツに変えているがまだ理不尽大王にはなっていない。マシンはレンタル移籍みたいな形でWARの一員としてレイジング・スタッフと戦ったりしている。そういえばそうだったな。
マスカラスが頻繁に登場。ライガー、サムライと試合したりとか。
[DISC3]
この時期のカブキさん(平成維震軍)の相手は平井、ブラックキャットばかりのような。そして、メイクがどんどん激しくなっている。
新日との対抗戦が一段落し、混沌としてくる。マシンは残留し、黒の口開きマスク、そういえばそうだったな。
維新力が来る。いきなりウルティモに勝ったりしてすごいプッシュされているのだが、あまり人気は伴わなかったな。邪道外道もここから登場。
ライオンハート(現クリス・ジェリコ)の日本初登場の試合がある。
[DISC4]
6人タッグ路線を確立。アニマル浜口復帰。結構トシだったはずだけど足の筋肉の張りが物凄い
前座は栗栖があたためるようになる。
ボブバックランドのアトミックドロップを受けて冬木軍の外道が場外まで吹っ飛ぶっていうバンプが何パターンか見られる。すでに完成形。
[DISC5]
天龍の抗争は専らケンドーナガサキ。もう一本の柱として冬木軍が台頭。キム・ドクも何かと便利に使われている。
ケンドー・ナガサキの消火器攻撃、この頃は本当の消火器で粉をぶちまけていて、たぶん会場的に色々問題があったのではないかと思われ(これって酸欠になっちゃうらしいのだよね)。最初はリングサイドでぶちまけ、すぐリング下に投げ込むというやり方をしているが、後の方では会場の外周でやるようになってたようだ。
北尾道場時代のモッチー、矢口一郎、現マグニチュード岸和田が若手で参戦してたり。