毎年恒例さとがえる。今年は清水ミッチャンを迎えて、どうなるか。
ステージは去年と同じようにグランドピアノが向かい合わせに2台。
最初は矢野顕子が一人で出てきて いつもの向かって左側(下手(しもて))のピアノに座り、「クリームシチュー」「こんなところにいてはいけない」(どちらも作詞は糸井重里)、来年2月予定の清志郎カバー・アルバム「矢野顕子、忌野清志郎を歌う」から「誇り高く生きよう」。
数曲やったところで右側のピアノに移動。そこで清水ミッチャンが登場し、左側のピアノへ。W矢野顕子による「丘をこえて」はミッチャンのモノマネ完成度が非常に高いので、どちらが歌ってるのかわからなくなる。その後もずっと二人でピアノを弾きながら。
ミッチャンリクエストでやることになったらしい「変わるし」は曲間にトークを挟む。
さすが例年に比べてトークが締まっている上、矢野顕子マニアである清水ミチコが的確なデータ(これは何枚目のアルバム、とか)も入れてくるので情報量が多く勉強になるのであったw
二人がモノマネをするコーナーあり。一つ目は荒井由実(矢野)と「3回目のアンコール時の松任谷由実(清水)」による「卒業写真」。ここでも「矢野さんは荒井由実時代のアルバムに参加されてるんですよね?」と的確な質問を投げるミッチャン、えらい。
さらに募集した中から選ばれたネタ、矢野顕子が Kate Bush の “Wuthering Heights” (嵐が丘) を。今まで海外でのインタビューで必ずといっていいほどKate Bushを意識しているかと聞かれていたんだそうだが、ちゃんと聞いたことはなかったそうで、好みでもないそうだw 「聞くたびに歯が痛い」(?)とミッチャンにこぼしていたとか。やはり Kate Bush というよりはアッコちゃんだったが。。 ミッチャンの方は Carole King に挑戦。”You’ve Got a Friend”
。
最後はミッチャンの清志郎とデュエットでの「ひとつだけ」(「はじめてのやのあきこ」 収録バージョン)。ここでも「この曲はもともとアグネス・チャンに書いた曲なんですよね?」と的確な(以下略)
休憩なし、2時間5分。今回は期待以上に楽しいものでありました。ミッチャンは「珍味」と表現していたが、たしかにそうそう聞けないものも聞けたしw
なお、今日のは収録されていて、2月か3月に WOWOWでやるらしい。
写真はツアーグッズのひとつ、和田ラヂヲ画伯による肖像画入りぱふぱふ。
ワタシも今年で3年連続だぁなぁ。
矢野顕子x上原ひろみ 今年は2人でさとがえるツアー -Get Together- @NHKホール | Cafe de Shrimp (2011)
矢野顕子さとがえるコンサート2010 | Cafe de Shrimp
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矢野顕子、忌野清志郎を歌う 矢野顕子 ヤマハミュージックコミュニケーションズ 2013-02-06 |