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う〜ん…
まるで…
Amazonではダントツの星一つになっておりますがw
まず、アリ猪木戦はこの映画の一部分でしかないので、そのことは留意する必要がある。
78年、梶原一騎製作の格闘ドキュメンタリー映画「格闘技世界一 四角いジャングル」(104分)を収録したDVDであります。先生、同じシリーズを79, 80年にも作っているみたいでその予告編も入っている。
登場するのは黒崎健時, 藤原敏男の新格闘術、ベニーユキーデのマーシャルアーツ、高見山大五郎ほかの相撲、ボクシング、ちょっとだけ極真、で、新日本プロレス。一番多く収録されてるのは新日本プロレス(コーディネーターとして新間寿がクレジットされている)、次が藤原敏男か。
これらの海外遠征含む試合ダイジェストと、謎の練習シーンがあまり脈絡無く次々に出てくる。共通点は、最前列正面に梶原一騎先生が座っていること。
当然ながらテレビの撮り方をしてない。わけのわからんアップがあったり画面ぶれまくったりして、なんかすごい。音は編集でだいぶ足しているんじゃないかという気がする。実況は志生野さんだが、全女のときと同じく、全く内容がないw(これも芸のうちだ!) 。いかにも70年代の日本映画な感じの音楽とか。なんというか、色々といかがわしいw
新日については、猪木のアリ戦、タイガージェットシン戦、アンドレザジャイアント戦、モンスターマン戦、ルスカxバッファローアレン(バッドニュースアレン)の柔道ジャケットマッチなど。
あと、道場での練習風景が。トランプをめくって出た数だけプッシュアップとかの例のゴッチ式練習(小林邦明、永源などがいる)、コシティをぶん回す、平田淳二の腹にコシティを落とすw、など。コシティマニアにはたまらない映像。
その他気になったところでは、田園コロシアムでの藤原敏男の対マーシャルアーツの試合、新格闘術の興行なんだけどレフェリーが山本小鉄なんだよなぁ。
最後は、迫りくるウィリーウィリアムス、どうする猪木、みたいなところでつづくって感じの終わり方。この辺は仕掛けていく興行と連動していたんでしょうな。
画質は悪い。内容的には、マニアにのみおすすめ、か。私は堪能しました。