大山総裁、今回は単独で「高架下建築」本を出した。私も先月はこの本の発売にちなんだ高架下建築見学ツアーに参加したわけですが。
本としての作りが非常に良い。広角をうまく使った写真、文章とのバランスも含め。数あるドボク本の中でも、「恋する水門」と肩を並べるくらいのすばらしい本であると思います。さすが洋泉社。
前半は大阪環状線、神戸のあたりなんだけど、これがグッとくる。行ってみたくなる。
高架下建築は近年取り壊しが進んでいるので、ここに映っている神田近辺の風景も先月行ったときにはちょっと変わっていたりした。だから、これは失われる風景の記録でもある。失われた後もそれはそれでいいんだが。