相変わらず年代関係なくMilesを聞いている。主要なところは大体埋まってきたような。
Birth of the Cool (1950)
Toshiba EMI (2000-12-09)
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Birth of the Cool – Wikipedia, the free encyclopedia
「クールの誕生」。最初の代表作という定評。それまでのジャズの主流だったビバップとは違うサウンドを打ち出したって感じか。もっとも、本人は自叙伝で「ちょっと白っぽくしたから白人の批評家どもに受けたんだろう」みたいな結構皮肉な見方をしている。
Someday My Prince Will Come (1961)
Sony/BMG Japan (2008-04-29)
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Someday My Prince Will Come (album) – Wikipedia, the free encyclopedia
60年代のコロムビア時代。このアルバムは何といってもトランペット自体が素晴らしい。たぶん全編ミュートだったかと思うが、名ボーカリストのように「うた」が感じられる。
Water Babies
Tristar (2008-02-01)
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Water Babies (album) – Wikipedia, the free encyclopedia
1967,68年の録音だが発売されたのは76年。2nd Great Quintetの演奏が中心だが、Chick Coreaらも入ってきている。エレピ(Fender Rhodes)が導入された頃で、完全電化まで振り切っていないところがまた、すごくいい。”Dual Mr. Tillman Anthony”、好きだ。
You’re Under Arrest (1985)
Sony Jazz (2008-04-01)
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You’re Under Arrest (album) – Wikipedia, the free encyclopedia
実は最初に聞いたマイルスってこのアルバムだったりする。発売当時、雑誌とかでやっぱりボロクソに言われていて、実際聞いてみたらかっこいいファンクアルバムじゃないか、と思ったのを覚えている。たしかPrinceはこのアルバムを聞いてMilesにメッセージを送り、その後交流が始まったんだったか。発売当時のFMでは”Human Nature”,”Time After Time”のカバーはよく流れていた。
Stingがセリフで参加している。自叙伝によれば、ベースのDarryl Jones(後にStingのバンドに引き抜かれる)が連れてきたんだそうだ。