最近、カセットテープに関する本がいくつかの出版社から発売されている。
以前に双葉社のムックでTDKカセットテープ・マニアックスを読んだが、今回、同シリーズのmaxell編がより興味深いと感じた。それは、maxellが1960年代後半から発売していた長い歴史と、後に標準となるさまざまな仕様を最初に決めたことによるものだと思う。
例えば、「音楽用カセットテープ」、透明なケース、
「46分テープ」、テープの先頭にクリーニング機能を付けること、テープの先頭に方向の矢印をプリントすること、
ラベルを張り替え可能にすることなど。
開発者インタビューでは磁性体の話など
CM関連もスタッフの裏話あり。1980年のUD CMで山下達郎が「RIDE ON TIME」の件(これは本人も折りに触れて話しているが)、1984年UD IIでのWham!も。CM用に”Freedom”の別バージョンを録音したらしい。