1971年12月、日本プロレスを除名されたアントニオ猪木は新日本プロレスを設立する。その最初の事務所は猪木の個人事務所があった代官山パシフィックマンションの217号室。日本プロレスを飛び出した藤波辰爾(辰巳)も最初の1週間くらいここに住んでいたという。
日本プロレスの道場兼事務所兼合宿所も代官山にあり、グレート小鹿が若手を連れて新日本の事務所に殴り込んできたというおそろしいエピソードがある(藤波は奥の部屋に避難したらしい)。
(ここまで「Gスピリッツ Vol.63」より)
どれくらい近いのか。まずは地図で確認してみる。
(国土地理院地図 標準地図と1974-1978年航空写真)
おそらくだが右上の敷地が日プロ、左下がパシフィックマンションのはず。相当近い。ちなみに日プロは代官山だが新日は猿楽町。
どちらも既に建物はないが、グレート小鹿になったつもりで殴り込みルートを辿ってみる。
代官山パシフィックが取り壊し : 月刊旧建築(2007)
スタート。おそらく手前の2軒と、ここに映っていない奥の方の建物含む数軒分の敷地が日プロだったのではないか。たぶんだけど。
任侠っぽくズンズン進む。でも信号を守って横断歩道をちゃんと渡る。
八幡通り沿いを進む。。。あれ、もう見えてきちゃった?
これがパシフィックマンション跡地に建ったビルのはず。ここまで来るのに徒歩4分くらい。
これなら例え日本刀持っていっても大丈夫そうだね! (真偽のほどは知らない)
おまけ。こちらも日プロ道場からほど近いレストラン小川軒。日プロの幹部達が食事をしていたところ。遠藤幸吉がステーキばっかり食っていたとかいう…
坂口征二もここのステーキでプロレス入りを口説かれたらしいw（同じくGスピリッツvol.63藤波インタビューより）。
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辰巳出版
発売日 : 2022-03-30
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ちなみに小鹿さん、90年代にも大日本所属のブルーザー岡本が200%マシンとしてUインターにダブルクロスやったときにUインター事務所に殴り込んだらしいですな。ちょうど2022/11あたりの週プロモバイル登坂コラムに話が出ていた。基本そっち側の感じなんだろうな。
