世界屠畜紀行

世界屠畜紀行
世界屠畜紀行

posted with amazlet on 07.06.17
内沢 旬子
解放出版社 (2007/01)
売り上げランキング: 938

筆者は「東方見便録」でトイレをイラストでルポした強者。ここでは世界の屠畜を詳細なイラストで(嬉々としてw)紹介。韓国、エジプト、モンゴル、インド、アメリカ、イスラム圏の牛、豚、山羊、羊、犬….
日本は芝浦での豚と牛の全工程と、BSE検査から内臓業者から皮鞣しまで。あと沖縄も。相当な労作。すばらすぃ。

元は「部落解放」という雑誌の連載だったらしいんだが、日本で屠畜というとやっぱり差別の問題が避けられない。各国では果たして差別があるのか、ということも(かなりの体当たりで)調べている。国によってその辺の感覚は全然違うみたい。

考えてみれば、マグロの解体はショーになるのに、豚の解体は見る機会すらないのは不思議だ。
「怖い」みたいな感覚ってのは慣れの問題なのかもしれん。だって普段から食ってるんだもんな。

なお、ブリジットバルドーは相変わらず世界を股にかけて暴れているようだ。