「北岡明佳の錯視のページ」とか「トリックアイズ」で有名な人。
ここでは、これまでに研究されてきた錯視の種類をとりあげて、この人が提唱している「錯視デザイン」をどうやって作るかという観点から説明している。幾分アカデミックな書き方にはなっているものの、認知心理学に深く立ち入ったりはしていない。取り上げられている作品は、やっぱり、ことごとく強烈なもの。自分の認知システムが信じられなくなるわ。
動いて見える錯視ってのが今の流行らしい。
あと、錯視は周辺視で起こりやすいらしく、ということは、この本の本文を読んでいるときに挿絵が視野に入って強烈にぐるぐる回っちゃったりするわけで、気持ち悪いw。面白いんだけど。
だまされる視覚 錯視の楽しみ方
posted with amazlet on 07.06.02
北岡 明佳
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