浅草フランス座演芸場東洋館 – Wikipedia
11/4 東洋館(旧フランス座)行ってきた。ビートたけし、浅草キッド を始め数々の芸人を生んだところ。
この前「さんまのお笑い向上委員会」に出てきた東京丸・京平師匠があまりにも凄かったので一度生で見ておかなくてはと思い。。
浅草演芸ホールと同じ建物。売り場は1Fで、チケット買ってエレベーターで4Fに登る。そこから何段か階段を登ると入り口になる。
椅子が10列。席は200くらい。
仲入り前の 新山ひでや・やすこの途中だった。基本やすこ師匠が歌い続ける。聞いていてわかったのが元々は 新山えつや・ひでやだったこと。そういえばそうだった。相方が病気のため、急遽 主婦だった奥さんが相方になったというすごい話。最高最高。
ホンキートンク、寝ているばあさんをいじる。チョコレート球団ときて、X-GUN。今年漫才協会に入ったんだそうで。場内じいさんばあさんばっかりなので、X-GUNを知ってる人の方が少ない。でもしっかり笑いは取るところ、さすがだ。カントリーズ、ちょっと毛色を変えたネタだがこの客層だと微妙な空気。
そして京丸・京平師匠がやってきた。「チャランチャチャチャン」ってやりながら。ツービートを倒したレジェンドである。
ナイツが解説する漫才協会芸人名鑑 – てれびのスキマ
「チャランチャチャチャン」は日本初の「ブリッジ」と言われている。これがあまり受けないw
「受けないねぇー。お願いしますよ」(あとから確認したら「お笑い向上委員会」でもこの件はやっていた。)
「昨日のお客さんのほうが良かったなあー」
京丸師匠、静寂の中、棒立ちの瞬間を恐れない。同じネタをループしそうになる(計算だと思いたい)。自分の間合いでブリッジを入れる。
そして京丸師匠、まばたきを確認できたのは一回だけw ほっぺたの過剰な照り具合。
すごいものを見た。。。笑いの極北としか言いようがない。
もうこの後は大師匠ばっかりで。。
にゃん子・金魚師は調べたらレオナルド熊、東八郎の弟子だったのだな。ネタがお客さんから舞台への差し入れ前提になっているのがすごい。。。
宮田陽・昇も安定感あったし。
コント山口君と竹田君は昔お笑いスター誕生でやっていたあのままだった。劣化もしていない。
昭和こいる師匠は、のいる師が入院中のため一人で登場。師匠の 獅子てんや・瀬戸わんやの話で、瀬戸わんやが戦後、野犬の駆除員の仕事をしていたって言っていたのだけど 当時のその職業の呼ばれ方(コンプラ的にもう使えないことば)がそのままで。。でもその言葉、ググっても出てこないんだよなぁ。
あとは森昌子の巡業に行っていた頃の話とかで。。さすがに引き出しが多いから何を話してもおもしろい。
大トリが青空球児好児。この二人はハンドマイクで喋るのだな。ゲロゲーロに頼ることなく沸かせる。幕が閉まるところで初めてサービスゲロゲーロ。
大師匠たち、みんなキレがあるのだよなぁ。京丸・京平師匠はちょっと違う地平に行っちゃってるけどもww
一度は行った方がいいですね。
そのときにもらったチラシ↓
4Fから降りる時の階段には たけしの絵が(原画ではない)。
おみやげの東羊羹 150円。中身は井村屋なのでちゃんとしたやつ。