三谷幸喜関連の芝居は、演出の「ドレッサー」を見たけど、三谷作の舞台は見るの初めてかも(昔、テレビで「笑いの大学」は見た事がある)。
劇団東京ヴォードヴィルショー 創立40周年記念興行第4弾。ちなみに第5弾は2015年、三谷作品書き下ろしだそうだ。
「その場しのぎの男たち」(作 三谷幸喜)、初演は92年で何度か再演してるらしい。佐藤B作, 佐渡稔, 石井愃一, 山口良一, あめくみちこ。
あめくみちこはワタシ的にはレジェンド枠である。むかし見たのは「ひょうきん族」か「週刊欽曜日」か「マイルド欽ドン」か。
加えて 客演に角間進, そして伊東四朗。
伊東四朗はそんなに動き回らない役なのでたしかにこれなら大丈夫。突っ込む間合いがたまらぬ。基本座ってるけど 一回だけ軽快な動きを見せていた。
登場人物の行動がことごとく裏目に出ていくパターン、よく出来てんなー。最近の三谷作品とはまた違うと隣人が言ってたがその辺はわからない。大津事件をテーマにしていて歴史上の人物が出てくるけど、そこは自然に見ることができる。なぜこんなことを書くかというと最近某劇団のDVD(歴史上の人物テーマの作品)見たときに、すごく違和感、不信感(!)があったから。その辺が作家や演出家の腕ってものなのかと。
熟練、超熟成のキャスト陣だからこその安定感であった。
2004年
その場しのぎの男たち [DVD] 劇団東京ヴォードヴィルショー 三谷幸喜 TBS 2004-05-19 |