今和次郎 採集講義 展 | 汐留ミュージアム | Panasonic
TAB イベント – 今和次郎 「採集講義」
見るのに1時間半かかっちゃった。それくらいじっくり見ざるを得ない。
最初は柳田国男らの調査に参加したときのスケッチからで、ここで引きこまれてしまう。だがこれらのスケッチには人間そのものへの視点があまりない、いわゆる学術的なものに近い。
そこから関東大震災後のバラック小屋観察、「考現学」と続く。
考現学は最初の「考現学」展の再現があって、これが素晴らしい。「井の頭公園自殺地図」なんてのまで。
その観察の着眼点もさることながら、すばらしいのは結果のプレゼンテーション(今風に言えばインフォグラフィックス?)。棒グラフが観察対象の人の姿になっていたり。
その他、建築設計者としての姿、教育者としての姿に焦点。
500円と安いし、おすすめできる展覧会。3/25まで。
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今和次郎 採集講義 今 和次郎 青幻舎 2011-11-30 |