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イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」 安宅和人 英治出版 2010-11-24 |
圧倒的に生産性の高い人(サイエンティスト)の研究スタイル – ニューロサイエンスとマーケティングの間 – Being between Neuroscience and Marketing
イェール大学でニューロサイエンスの研究→マッキンゼー→ヤフー という著者のちょっと変わった経歴のまま、半分はビジネス、半分は研究の本、かな。知的生産手法だからどちらにも該当するわけだけど、そのバランスがなかなか心地よい。実例として引かれるのはビジネスの”ケーススタディ”よりは利根川進だったりする。これは、知的活動としての両者のライフサイクル(?)を考えると、正しい気がするんだよな。
基本的な内容は上記リンクに書いてあるようなこと。
後は、プレゼンテーションまでが範囲に入っているところが良いと思う。
アレな感じのビジネス本を何冊も読む代わりにこれを一冊ちゃんと読んだ方が役に立ちそうである。