Michael Jackson’s This Is It

見てきた。結論としては、期待以上に良かった。
最後に日本に来たときの印象があったから、もう出枯らしみたいになっていたんではないかと思いきや、予想以上に動けているし、歌えている。もちろんこれはリハーサル映像をもとに編集されたものだから、そこは差し引くとしてもだ。

本人は色々なヒット曲をできるだけその当時の感じで再現したいという思いがあったようで、映像を見る限りではかなり成功している感じだった。
で、大勢のダンサー、バンド、スタッフがいる中で、ここは自分でキューを出したい、とか細かな要求を次々に出していく様、すげー。見くびっていてスマンカッタ。

唯一年齢というか長期のブランクを思わせたのは、たぶんSHUREのインナーイヤーだと思うんだが、それがあるとやりづらいと訴えて途中で外すシーン。ブランクの間に、ステージでの標準的なモニタリングのやり方が変わってしまったんでしょうね。まあ、あえてそういうところも見せてみたというところだろうか。

様々な別撮りした映像も使われる予定だったらしく、それも織り込まれている。ほとんどの曲では、1曲の中で複数のリハーサルのfootageを組み合わせている。

2時間、長くなかった。音楽好きな人は見ても損しないんじゃないだろうかな。
惜しいことしたよね。