「ひきこもり国家」日本 / 高城剛

2007年、このときの肩書きは「映像作家、DJ、ハイパーメディアクリエイター」のあの方による「世界を知ってるオレからすると日本はヤバいよ」という本。

読みどころは少ないが
・世界の変化をパチンコに例えて「カクヘンモード」と呼ぶセンス。(どうやら流行らなかったようだが)
・「年間200日は世界中を旅行して」いるにも関わらず、あちこちの参考文献から適当につまんでまとめた学生のレポートみたいなリアリティの無さ。(巻末に文献リストあり)
・あとがきでの「初めはアシッド・レゲトンのような先端的なクラブ・ミュージックを聴きながら書いていたが」(さすがハイパーメディアクリエイター)

そんなところでしょうか。
エネルギー危機がきたら「サヴァイヴァル」するためにこの本を燃料にしたら良いと思う。