エミリー・ウングワレー展

エミリー・ウングワレー展 アボリジニが生んだ天才画家

国立新美術館で7/28まで。
エミリー・ウングワレーは80歳までアボリジニの長老として砂に絵を描いたりボディペインティングをしていたんだが、オーストラリアの政策でアートプロジェクトに取り込まれて、そこからの8年間で画家として2000-3000点の作品を残したというものすごい人。その人の回顧展。

点描(いろいろなパターンがある)や複雑な線のパターンから成る作品、特に点描は立体視できそうな感じ。さらに色使いの鮮烈さ。
同時にアボリジニの伝統的な木工なども展示してあって、作品とのつながりが見えるような構成になっていた。
死の直前の作品は作風が変わっていて、何やら普通の画家が一生かけて進む道を8年間でやってしまっているようだ。

珍しく絵葉書を買ってしまった。

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