アジャイルと規律

アジャイルと規律 ?ソフトウエア開発を成功させる2つの鍵のバランス?
バリー・ベーム リチャード・ターナー ウルシステムズ株式会社
河野 正幸 原 幹 越智 典子
日経BP社
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他のいわゆるアジャイル本とはちょっと違うスタンス。
XPなどに代表されるアジャイルアプローチと、SW-CMM,PSPなどの「計画駆動型」アプローチを同じ土俵に上げて、両者の「ホームグラウンド」はどこにあるか、相反すると考えられがちな両者についてバランスを取りながら融合させて使うにはどうすれば良いか、というのを論じている。
結論としてはまずリスクを認識して、リスク駆動でアプローチを決める、ということ。
中立性は保たれていると思うし、現実的な良書だと思う。

なお、この本の中で言及されているLean Development(LD)は”Agile Software Development Ecosystems: Problems, Practices, and Principles (Agile Software Development Series)“で紹介されているRobert Charetteのもの。
恐らく、日本で何冊か本が出ているポッペンディークのリーンソフトウェア開発とは違うものだと思われる。

原書:

Balancing Agility and Discipline: A Guide for the Perplexed
Barry W. Boehm Richard Turner
Addison-Wesley Pub (Sd)
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