ザ・ヒストリー・オブ・シカゴ ナウ・モア・ザン・エヴァー

シネマカリテで。2017年、CNN Filmsのドキュメンタリー。Robert Lamm, James Pankowなど現メンバーは当然喋っているのだが、Peter Ceteraはやっぱりインタビュー辞退、金銭で揉めて別れた初代プロデューサーJames William Guercioも辞退。10年くらい前に辞めたらしいBill Champlinに至っては「悪いことしか言えない」ため辞退。年が経っても解決しないことはあるのだな。Bill Champlinなんてほとんど触れられもしないくらいだから、貢献度から考えたらだいぶ酷い話で、相当な関係の悪さが窺える。

Jason Scheffはこのドキュメンタリーが作られた頃には脱退しているが、インタビューには出てきている(珍しく揉めずに辞められたみたい…)。一貫して伝わってくるのは早逝のギタリストTerry Kathの存在の大きさ。

ロックバンドらしい破天荒エピソードは、「プライベートジェットで曲芸飛行」「ステージ上にコカイン吸引用の電話ボックスセット設置」かな…

’86年版 「長い夜(25 or 6 to 4)」のMV、完全に忘れていたけど、改めてなんだったんだアレは。